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「コロナ後遺症・コロナワクチン後遺症外来」のご案内

 201912月からの日本における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の余波で、コロナ罹患後の後遺症およびコロナワクチン接種後の後遺症に苦しむ患者様の診療を、小林クリニックでは2021年より継続して行なっております。一般社団法人ワクチン問題研究会などの団体と緊密に連携しつつ、後遺症の複雑かつ多岐にわたる症状と向き合い、研究仲間の医師と情報共有および討論を重ねながら、積極的に患者様の回復に向け診療に取り組んでおります。

 コロナ感染症の急性期を乗り切った後に持続する咳や呼吸苦、筋肉などの疼痛、しびれ、めまい、不安感、抑うつ状態など、いわゆる「コロナ罹患後後遺症」に悩まされる方が少なくありません。コロナ感染の急性期症状が沈静化した後、3~4割の方に後遺症が発生するとされており、感染前に比べ疲れが取れず倦怠感が強いなど、日常生活に重大な支障をきたす方も多数おります。

 一方で「コロナワクチン接種後後遺症」は、ワクチン接種後に様々な体調不良が長期にわたり続く状態を指します。症状は発熱や頭痛、全身倦怠感、集中力および記憶力の低下、歩行障害、胸部苦痛、発疹、様々な自律神経失調症など、非常に多岐にわたります。ワクチン接種との因果関係が判然としない事例も多数あり、周囲の理解を得られず苦しんでいる方々が多数おります。

 上記2タイプの後遺症は、実は重複している事例が少なくありません。すなわちコロナワクチンを数回接種した後にコロナに罹患し、その後しばらくして各種の体調不良に見舞われる、というケースです。この場合、コロナワクチンによる後遺症なのか、あるいはコロナ感染による後遺症なのか、判別が大変難しくなります。しかも両タイプの後遺症は、症状が大変に通っています。

 このような複雑さを持つコロナ及びコロナワクチン後遺症に対して、現在世界中で様々な治療法が試みられており、当クリニックでも多数の医師と情報共有および討論を繰り返しながら日々後遺症診療に取り組んでおります。世界中で後遺症治療に関する論文も集積されてきており、治療効果も得られております。

 治療法には保険診療内のものと、自由診療の範疇となるものがあり、患者様の症状及びご要望に合わせながら、ご本人と相談の上診療を進めております。

 コロナ罹患後後遺症あるいはコロナワクチン接種後後遺症の諸症状でお悩みの患者様がおられましたら、是非とも当クリニックへご紹介いただければ、大変光栄に存じます。

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