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S翁の教え(22)

(5)植芝盛平先生

これ武産合気(たけむすあいき)って言いましてね、合気道を始めた植芝盛平先生が話された内容を書いた本です。

ーああこの人有名ですね。

この人元々出口王仁三郎さんの護衛されてたんですよ。北海道行ってたんですけど、お父さん亡くなってから人間はなんで生きていくんやという探究をして、探し回って出口さんとこに行ったんです。で、それからずっと出口さんの護衛されてた。

ー翁も合気道やられてたんですか?

いや、合気道はしないけんど、合気道のことは全部わかってます。なぜ合気道になったかも皆。

実は、杖(じょう)いうもんでこれ全部光下ろしてるんですよ。

ーこれは武器じゃないんだ。

武器は武器なんですけど、これ全部言霊から始まってるんです。アオウエイから。皆言霊のことは全部忘れてしもうて、活字ばかり読んでやってるから、今もう真実を知ることがなくなっとんです。

合気道は元々始める前に1 時間板の間で正座させられて、植芝先生の講義を聞いてから、始めてたんですよ。

今はそんなことやらなくなっちゃったんですけど。

これは武産合気(たけむすあいき)って読むんです。

元々これね、高橋英雄さんという人が植芝先生の口述や、言うて、藁半紙で出版したものです。

植芝先生は傑作で、メモなんか取らさせんで全部言ったこと覚え!いうことでお弟子さんは必死になってたの。だから初めはこんなベラベラの本だったんですよ。それが、だんだん評判出てきて、この一冊の本になったんですね。

ーこれはその植芝先生の言われたことを書き取ったものなんですね?

合気道の方からは売ってないんですよ。で、五井先生のお弟子さんがこれ書いたんですよ。

五井先生と植芝先生はお互い神様の深いところで繋がってたんです。

植芝先生の前生は元々は宮本武蔵の師匠なんです。

ーん?この人が?えええ!

岡山の新免武蔵いうのが宮本武蔵なんですけど、植芝先生の前世は宮本武蔵に剣を教えた師匠やったんです。一之太刀いうて。

ほいで、今世は剣を持たずに、剣の代わりにずーっと相手の腕持って向こうにフーッと飛ばしたの。全部剣の捌きの動きなんです。

で、その前もあるんです。その前の時は九鬼一族初代の九鬼隆信だったんです。

後醍醐天皇を助けたから天皇陛下から九鬼という名前を授かったんです。

白鶴の嘉納家あるでしょ。あれも後醍醐天皇陛下が嘉納言う名前与えたんですよ。

汝酒を納むね喜ばしい、言うことで嘉納。

ーそんな昔から嘉納家はあるんですか

でその時と同じように、この初代九鬼さんも、汝奇しき術使う、いうことで後醍醐天皇陛下から九鬼いう名前もらったんです。これが植芝先生の前々生です。

要は命というのは単なる前世くらいでなく、ずーっと繋がって繋がって物語になってるんですよ。

ーなるほど! でもそんなこと、どうしてわかるんですか?

わかるから

ーえええええ、すごーい!翁は見えちゃうのね?

見えへんけど、ボカーっとしとんですよ。ほんで、テレビスイッチ入ったら、あれ?っと思ったら、バーっとわかったりするの

ーそう言うこと言ってる番組あったんですか?

ないですけど。

ーないですよね

テレビで植芝先生が田辺の出身やていった途端にバーーっとわかっちゃった。

ーその時に降りてきたのね。

降りるいうんでなくて、胸が光るんですよ。バッカーっと。なんちゅうんかな、線香花火みたいにパーンと弾けるんです。

世界中で初めて外国の合気道の本部ができたのがハワイなんです。

元々ハワイいうのはムー大陸の本当のムーの人たちだから。それで合気道の外国の始まりはハワイなんです。

これも植芝先生の口述なんですよ。

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