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S翁の教え(21)

(4)五井昌久

高野山にいた時、学校から帰ってきて、ぽっと風呂場の外見たら、世界人類が平和でありますようにって書いた張り紙があったから、声に出して読んでみたらびっくりしてね。住職が 30 分から1時間一生懸命供養したよりも効果あんねん。なんや、この言葉は!思うて。

ー世界人類が平和でありますようにそれは誰が作った言葉なんですか?

五井昌久いうんです。この人が奥住吉神社の再建を指導した人で神様の仕事した方なんです。

神様の仕事をする人は全部、井の字がつくんですよ。

井の中の蛙大海を知らず、されど高き天を知る。

大海は知らないけど、天のことは知ってる、という意味。

美空ひばりと一緒や。あんだけ歌上手に歌うけども、改札の通り方よう知らんね。国鉄よう乗らんかったんや。

別に改札乗れんでも歌がうまかったらそれでいい。一芸さえ秀でてたら、ほんなもんあとどうでもいい。

井っていうのはものすごくええ言葉なの。神様ごとをするようになってるの。知恵の泉が溢れて出てくるようになるから。

この五井先生が面白い先生でね。終戦後、仕事場がないいう事でね、東京の共産党の中央労働委員会のところに仕事に行ったんですけど、そこで毎日神様の話してたもんやから、皆嫌がってたの。ほんなもんお前言うけど、で、神様どこにおるんやって、て言われた。そしたら「神様ちゃうけどね」言うて、五井先生座っとった布団ごとね、天井へばりついたんですよ。

ーえー!空中浮遊ってやつですか?

浮遊どこじゃあらへん。天井へばりついてしもうたもんで、皆吹っ飛んで逃げた。でも共産党の人は唯物論だから奇跡起こっても信用せえへんね。

ーもう頭がガチガチだから

そうそう 。五井先生はかつての八咫烏の尊の生まれ変わりなんです。

ー???

役小角(えんのおづの)さん。奥住吉のところは昔、小角中心に皆が修行してたとこなの。だからここに縁がある。

白鶴美術館の川向こうにちゃんと役小角祀ってる。

住吉川挟んでちょうど鳥居の門みたいになってて、こちらが白鶴美術館で、向こうが役小角さんで、ビターってなってる。

ここまっすぐ降りて国道2号線から見たら、美術館と僕住んでる所がピターっと一直線になってるの。住吉神社の鳥居のから見てもちゃんと僕んとこがまっ正面の方向にある。

最初ここきた時1 週間寝られへんかってね、 えらいとこ来たなあと思ったんよ。そしたらちゃんとここ祈るようになってたのね。

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